はじめに

WSL導入済みの環境で、コマンドプロンプトからLinuxのコマンドを使うには、「wsl awk」のように、頭に「wsl」を付けます

とはいえコマンドを使うたびにいちいち頭に「wsl」を付けるのは手間なので、予めバッチファイルを作成し、例えば「awk」と打つだけで「wsl awk」にすると便利です

このバッチファイルを一気に作成する方法をご紹介します

大まかな流れ

完成イメージ

wsl-cmd-03.jpg

Windows環境変数「PATH」の追加

※ 既存のPATHにバッチファイルを作成する人は読み飛ばしてください

スタート>設定>「システムの詳細設定」の表示

wsl-cmd-01.jpg

奥から順に、
システムのプロパティ「環境変数(N)」
>環境変数「Path」を選択し「編集(E)」
>環境変数名の編集「新規(N)」を押し %userprofile%\bin を追加

wsl-cmd-02.jpg

コマンドプロンプトで、「PATH」に追加したディレクトリを作成

WSL側で、Linuxコマンドの数だけバッチファイルを作成

これでコマンドプロンプト環境で、頭に「wsl」を付けずに Linux コマンドを使うことが出来ます

Tips

文字コード変換が必要な例

wsl-cmd-04.jpg

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