mr/linuxでboxdrive の変更点

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#author("2022-06-03T09:44:14+09:00","default:nobuoki","nobuoki")
#author("2022-06-03T09:45:25+09:00","default:nobuoki","nobuoki")
* 概要 [#j26d00f1]

この記事の執筆時点では、Linux は Box Drive のサポート外です

そこで Windowsファイル共有を経由することで Box Drive のファイルにアクセス可能にします

参考：WSL2の場合は drvfs で参照可能です
補足：WSL2の場合は drvfs で参照可能です／[[How to mount the new BoxDrive>https://github.com/microsoft/WSL/issues/4310]]

#prism(bash){{{
sudo mkdir /mnt/box
sudo chmod 777 /mnt/box
sudo mount -t drvfs C:/Users/WindowsのユーザーID/Box /mnt/box
}}}


* 手順 [#xab993f3]

Windowsでの作業
- Windows に Box Drive をインストール
- Windows でファイル共有を設定する
-- 標準では Box Drive は %userprofile%\Box にジャンクションを作成しているので、Windowsのファイル共有を C:\ とか C:\Users とか C:\Users\ユーザ名 とかにすればOK

Linux での作業
- CIFSをマウントできるようにする（Ubuntuだと cifs-utils をインストール）
- CIFSのマウント先ディレクトリを作成する（例：/opt/win）
- CIFSの認証情報をファイルに書き出す
- CIFSマウントを実行する

#prism(bash){{{
# CIFSをマウントできるようにする（Ubuntuだと cifs-utils をインストール）
sudo apt -y install cifs-utils

# CIFSのマウント先ディレクトリを作成する（例：/opt/box）
sudo mkdir /opt/box
sudo chmod 777 /opt/box

# CIFSの認証情報をファイルに書き出す
tee ~/.smb.win <<'...'
username=WindowsログインID
password=Windowsログインパスワード
...


# CIFSマウントを実行する
# 例１：mount コマンドで直接オプション指定
sudo mount -t cifs -o "vers=2.1,iocharset=utf8,credentials=$HOME/.smb.win,uid=$(id -u),gid=$(id -g),file_mode=0660,dir_mode=0770" //WindowsPCのIPアドレス/c/Users/Windowsユーザ名/Box /opt/box

# 例２：fstab に書いてから mount コマンドを実行
echo "//WindowsPCのIPアドレス/c/Users/Windowsユーザ名/Box /opt/box cifs _netdev,vers=2.1,iocharset=utf8,credentials=$HOME/.smb.iecl,uid=$(id -u),gid=$(id -g),file_mode=0660,dir_mode=0770 0 0" | sudo tee -a /etc/fstab
sudo mount /opt/box

}}}